JOAN BAEZ / "FAREWELL ANGELINA"  Vanguard  VSD-79200 1965年


アメリカのシンガー、ジョーン・バエズの4枚目のアルバム。タイトル曲はボブ・ディラン作曲。他にドノヴァンの曲とかも歌ってます。ポートレートの撮影はリチャード・アヴェドンです。左のが初期のプレスのジャケットで、右のが多分70年代に入ってからの再発。元の写真は同じなんですが、白黒のバランスとコントラストが全然違います。


左のには表面にニス引きのような「艶」がありますが、右の再発にはありません。印刷は紙の質やインクの違いで色の出方が変わります。レコードジャケットに使用する写真の印刷の仕上がり具合を写真家がこだわるとは考えにくいのですが、やはりデザイナーなんでしょうか?再発になると当時の「こだわり」がなくなって、多分第三者の手による劣化コピーになっているように感じます。写真家の土門拳さんは、撮影した写真が写真集や雑誌になる際、使用する紙やインク、装丁に対して強いこだわりを持っていたそうです。

左が初期盤。黒いのもあるようで、どちらがファーストプレスかわかりません。再発のもレーベルのデザインは、あまり変わりません。「STEREOLAB」って何だろう?



リチャード・アヴェドンのポートレートでは、こちらの方が有名かな!?



家にあるのを見てたら、これもアヴェドンでした!
面はこれ!説明不要(笑)。




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