マティスとデュビュッフェ

Ella Fitzgerald / sings the Harold Arlen song book  Verve  V-4046-2
Ella Fitzgerald / Clap Hands, Here Comes Charlie !  Verve  V-4053

どちらもアメリカのジャズシンガー、エラ・フィッツジェラルドの1961年発売のアルバムで、カヴァーのポートレートを描いたのは左がアンリ・マティス、右がジャン・デュビュッフェ。二人とも20世紀を代表するフランス人画家です。アルバムのために描いたものではないようです。両巨匠の作品にケチをつけるわけではないのですが、どちらも何だか誰でも描けそうな絵ですね。まぁ20世紀のアートとはそういうもので、いざ素人がやってみるとこういうふうには描けないんですが・・・。
マティスの作品はクラシックのアルバムにはよく使われていますが、デュビュッフェとなると・・・これ以外は見たことありません。これらのレコードの発売元のヴァーヴ・レコードのプロデューサーのノーマン・グランツという人は美術品コレクターだったようで、のちに「パブロ」という名前のレコード会社を作ります。あのパブロ・ピカソの名前です。


左のレコードは、後から作品名と作者の名前が書かれたシールが貼ってあります。ネットで検索すると、上にアルバムタイトルを後からシールで貼った画像や文字がない画像もありました。

黒・銀のT



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